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放風弁 [栗本鐵工所]

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放風弁

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概要


サージング範囲外で正常運転。

放風弁は制御特性を向上するため、通常は口径の異なる主弁と副弁が備えられています。サージング防止の為ある風量で送風中に設定された風圧を超えようとすると、放風弁を自動的に開いて余分な大気を逃し、送風機を常にサージング範囲外で運転させます。
※サージング:風量-風圧特性が右上がりになる範囲で圧力と流量が不安定になり大きく変動して正常な運転ができなくなる現象。

キーワード

製品ジャンル

特長

油圧制御装置の小型化

上下の弁体に作用する圧力は操作力を相殺するため、開閉操作力が軽減します。これにより、油圧シリンダサイズが小さくなり、油圧制御装置の小型化を可能にしました。

制御性に優れた流量特性

弁体形状には特流特性がほぼ直線となるものを採用。弁体を特殊形状にすることで低開度域と高開度域の流量特性を変えることもできます。これにより、主放風弁の低開度域で副放風弁の流量特性を持たせることも可能です。(オプション)

放風弁CV値特性(標準弁体)

弁座隙間による絞り効果

弁座隙間による絞り効果が確実に得られるよう、弁箱流通路の各部断面積を設計しました。
(標準弁座のリークレート:ANSI CLASS-Ⅲ)

両ロッドタイプ油圧シリンダ式駆動装置

操作性を良くするため、開閉方向で油量変化がないように駆動装置には両ロッドタイプの油圧シリンダを用いています。

構造・材質(標準)

A:本体構造は弁体を2枚有するダブルポート玉型弁です。
B:弁箱は玉型弁形状をしており、標準材質は制振性の良いダクタイル鋳鉄を採用しています。
  また、鋼板製(SS400)の製作も可能です。

詳細

仕様

本ページの所管部署 バルブシステム事業部

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